忘れられない言葉

先輩と付き合い始めたとき、あたしは男嫌いだった。
理由は簡単で、高校時代にレイプ未遂をされたから。*1だから男の人とSEXするなんて信じられないことだったし、キスもハグもするのが少し怖かった。
先輩と付き合い始めて数日経ってから、レイプ未遂のことを話した。そうしたら先輩はあたしの下腹を優しくさすりながらこう言った。
「それならまだ一度も愛されたことないんだね」
その言葉を聞いた瞬間、SEXに対する恐怖感がスーっとなくなっていった。そうだ、あたしまだ一度も愛されたことなかったんだ。レイプなんてSEXじゃない、SEXは愛する人とする行為だもん。あたし、まだ清いままなんだ。(今思うと極端過ぎるけど、そのときはそう思った。)
おかげさまで初体験は痛くて少し暴れる程度だったし、今なんて「えっちしたいー」なんてねだるぐらいになっている。この言葉がなかったらきっと今みたいにキスしたりハグしたりももちろんなかっただろうし、本当に救われたなあって思う。
…なんかヤマもなければオチもないけど〆。要するに先輩のこと大好きってこと!(書いてるうちに飽きた)

*1:実際はレイプされたかされていないかはわからない。その間の記憶はぽっかりなくなっている。